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《対虫歯菌用》"殺し屋"の雇い方

歯の歯による歯のためのブログ

私の歯を返してください

頼む。

お前の歯を根こそぎ全部、
削らせてくれ。

真実を知った時、
そう強く感じました。

健康な歯

何気なく取れた銀歯が…


これは今から3年程前の話。

下の奥歯の銀歯が外れ、
行きつけの歯医者に
久しぶりに行った時のこと。

特に硬いものを食べたとか、
たまたまもらったキャラメルで
やらかしたわけではなく、

高校生の時に
虫歯の治療をした場所の
接着剤が時間とともに
徐々に弱ってきたのか、

何の前触れもなく
怪我した時のかさぶたのように
突然、ポロッと取れたため

急遽、歯医者に行って
銀歯を付け直してもらわなといけない
事態になったのです。

私は、基本、痛みを感じたり、
虫歯にならないと、
歯医者にいかないタイプでしたので、

約10年ほど歯医者とは
無縁で過ごしており、

治療しに足を運ぶのは
本当に久しぶりでした。

ちなみに、
私が通っていた歯医者は、

地元で一番大きく、
みんな、知っているところで

「歯医者といえばココ!」

みたいなところでしたので、

特に診療内容、
治療方法に疑問を持たず、

友達も家族も全員、
いつも通っているからー

という理由で
選んでいました。

なので、その時も
取れた銀歯を持っていけば、

「その場でつけてもらって
 すぐ終わり」

になるだろうと
深く考えることなく、

診察カードに書かれている
電話番号に発信し予約して、
1日と待たず来院したのです。

待合室で小一時間ほど経った頃に
受付で名前を呼ばれました。

突然の診療でしたので、
大分、長い間、待たされるだろうと、
覚悟していたのですが、

意外と早く自分の順番が回ってきたことから
少しホッとし、指定された椅子番号に向かい、
歯科衛生士さんに取れた銀歯を渡し、

そのまま椅子に座って担当の
先生が来るのを待っていたのです。

歯科の待合室

知らぬ間に侵されていた歯


程なくして、
先生が現れたのですが、

私の銀歯を数分眺めた後、
ちょっとしかめっ面をし、

「口の中を見せてください」

と言って、私の椅子を斜めに
倒していきました。

先生は私の歯を
一つ一つ点検をした後、

銀歯が取れた箇所を
いろんな角度から見て、
こう言いました。

歯科医

「ダメだこりゃ。
 ガッツリやられとる」

それを聞いた途端、
嫌な予感がしました。

すぐに家に
帰れないだけでなく、

これはもしかして、
また歯医者に何回か通わないと
いけなくなるのではと思ったのです。

嫌な汗が出ました。

その先生の見解では、
今回、銀歯が取れたのは、
接着剤が弱ったのではなく、
虫歯が原因とのこと。

銀歯と歯の接着部が
虫歯に侵されてしまったことで
銀歯と歯の間に隙間ができ、
それで銀歯が取れてしまったんだと。

しかも、虫歯は大きく進行しており、
更に歯を大きく削るだけでなく、
神経を抜かなければいけないと
言うのです。

私は全く今、
痛みを感じていないし、

何も違和感がないので、
虫歯であることは
分からなかったと、
説明しました。

しかし、先生は今は
痛くないかもしれないが、
痛くなってからではもう遅いので、

今すぐ虫歯を削って
早く治療しないといけないと
言うのです。

歯に詳しくない私は

「自分の子供を人質に取った
 犯人からの指示のように」

先生の言う通りにするしかなく、

また歯全体のレントゲンを
撮るところから始まったのです。

歯科医

地獄の通院の始まり

レントゲンを撮り終わると、
その先生は他の歯も少々、
虫歯が気になるようで

「これは1本じゃすまないな。
 3本は治さないと」

とレントゲン写真を見せて
説明してきました。

それを聞いて私は
愕然としました。

銀歯が抜けた歯だけでなく、
他の歯を治療するために
また歯医者通いをしないと
いけなくなるのかと。

その日、早速、私は
銀歯が取れた歯を
トコトン削られました。

麻酔を打たれ、
かなり長い間、
削られていました。

削り終わった後の歯を
舌で触ったところ、

グランドキャニオンのように
ガッツリ凹んでいて、
恐ろしくなりました。

歯の治療

その日は、詰め物をして
帰ったのですが、

また一週間後に予約をして、
今度は歯の神経を全部抜いて、

そのまた一週間後に
銀歯の装着をして、

その次の週に
また別の歯を削られ、
その歯を銀歯にしてー

というのを
3回ほど繰り返し、

私の口の中は
驚くほど銀歯だらけに
なりました。

私の年齢は当時、
35歳でしたので、
そんなものなのかと
思っていました。

歯医者の患者は
いつも大勢いるし、

年寄りの来院数が多いことから、
虫歯というのは年齢とともに
徐々に増えていき、

通常の病院と同様に、
歳を重ねるごとに
お世話になることが
増えていくと思っていたのです。

しかし、それは
大きな間違いでした。

無知な私の完全な
思い込みだったのです。

歯はきちんとケアすれば、
虫歯、歯周病になることは
一生、防げるし、

健康で丈夫な歯を死ぬまで
保つことは可能なのです。

一切、削らなくていいし、
銀歯にしなくてもいい。

健康な歯を自分自身で
維持することで、

人生で歯医者のお世話になることを
最小限にすることができます。

私は、とあることがキッカケで

"虫歯にならない人種がいる"

というのを知りました。

そこからは
歯の治療に対しての常識が
大きく崩れ始めたのです。

・口内環境が健康体の源
・最終的な歯の本数とその人の寿命は比例する
・姿勢を良くすると虫歯が減り、歯周病が改善する
・歯を削ると虫歯になり病気になる
・カルシウムを取りすぎると歯周病になる
・歯は臓器である

今はこれが私の常識です。

他にもいろいろ
歯について自分で勉強し、
いろんな知識が
身についたことで、

もう二度と、
虫歯や歯周病に
脅かされることは
なくなりました。

偉そうな歯医者の
言いなりになることも
もうありません。

自身の点数稼ぎのために
歯を削りに削っていた
あの先生の歯を全部、綺麗に
私が削ってやりたいくらいですが、

いくら仕返しをしても
私の歯は返ってこないので
自分の歯をこれ以上
傷つけないために、

同じような思いをする人を
一人でも減らすために
今、このブログを書いています。

健康な歯

歯も命と同等にお大事に

自分の歯を守るのは、
自分自身しかいません。

親からもらった一生使う歯を、
ちゃんと一生、最後まで使えるように

どうかこれからの配信内容を参考に
していただければと思います。

歯専門ブログ
《Perfect Dental》

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