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《対虫歯菌用》"殺し屋"の雇い方

歯科医の数と虫歯の数の意外な関係

歯医者が虫歯を作っている


日本は国民の数に照らし合わせると、
世界有数の歯医者大国です。

歯医者の数が
とにかく多いのです。

コンビニよりも、
ガソリンスタンドよりも、

マツモトキヨシ、ツルハドラッグ、
コクミン、スギ薬局よりも、
たくさんあります。

このままいくと、
人知れず虫歯の数より
歯医者の数が多くなって
しまうのではないかという
懸念があるのですが、

国も歯医者量産に
ストップかけるつもりは
毛頭ないようなので、

利用者建築物の中で最も多い、
神社の数を歯科医院の数が上回る日も
もう近いのではと感じています。

最新の予防を観点とする
治療になればなるほど

すでに歯医者の数は、
供給過多であることは
否めないのですが、

この無駄に多い歯医者。

まさに"無駄に多い"ことを証明する
とても参考になる話があります。

虫歯になる人が全然いなければ、
歯医者もそんなにいらないことは
誰もがイメージできると思います。

今、歯科医に通う人のほとんどが
虫歯が原因で通院していますので、

虫歯が世界からなくなると
歯医者もいらなくなるというのは
理解できるはずです。

これはスマホを使う人が増えたことで、
家にある固定電話が減ったり、

メールを使う人が増えたことで、
手紙を送る人が減ったりしたのと
同じことです。

需要が減ることで、
供給が減る。


虫歯がなくなれば歯医者はいらない


至極、当たり前の話です。

虫歯いらずで歯医者いらず


世界一虫歯の少ない国は
南アフリカのガーナなのですが、
ガーナは虫歯が少ないだけでなく、
歯医者の数も世界一少ないのです。

ガーナの人口は
1770万人いるのですが、
歯医者の数はたったの95人。

どれだけ虫歯の数が少ないかというと、
あの虫歯ケア最新国であり、
歯医者の数が少ないフィンランドが
12歳児の虫歯の数が1.2本なのに対し、

ガーナの12歳児の
虫歯の平均はなんと0.1本。

虫歯の少ない国TOP3は、
ガーナの次に比較的南アフリカに近い
ルワンダ、タンザニアと続くのですが、

この3つの国に虫歯削減に関して
深く共通する点があるのです。

それはー

「年間の砂糖消費量」

が驚くほど
少ないということ。

虫歯の原因の砂糖

この3つの国は全て
1日の砂糖消費量が20g以下であり、

中学校の時に
家庭科の授業で習った通り、

非常に健康的で理想的な
砂糖使用量なのです。

どストレートに
砂糖は虫歯の原因です。

砂糖を取ることで、
虫歯菌の量が激増することは
すでに様々な研究結果で、
明らかになっていることから、

「砂糖の摂取が減る=虫歯が減る」

というのは、
とても自然な流れなのです。

ただ先進国においては、
ほぼ全ての食材に砂糖が
欠かさず入っていると言っても
過言ではないので、

普通に食事をしていては、
なかなか砂糖摂取を20g以下にするのは
難しいと思います。

市販の500mlのコーラを
全部飲んだらそれだけで
56gの砂糖を摂取したことになります。

1撃でまるまる2日分以上の
砂糖を取ったことになるのです。

日本が虫歯大国なのは、
砂糖使用大国であることも
原因の一つであると
思っているのですが、

社会的に歯医者の数を減らす以上に
社会的に砂糖の量を減らす方が
困難であるように感じるのです。

だからこそ、誰に頼ることなく、
自分自身で普段から
気をつけなければならないのです。

今の歯医者では、虫歯を除去しても、
虫歯を治すことはできません。

歯医者があなたの虫歯になった歯を
元通りの綺麗な歯にしてくれることは
決してないので、

まずは自分で気をつけられる範囲で、
砂糖を取る量を控えつつ、

砂糖を摂取した時は、
いつも以上に歯のケアを
意識して行ってください。

そうして個々の日々の努力によって、
日本の虫歯の数が激減したことが
証明できる日。

それがもしかすると、
日本の歯科医が減ったことが
如実に分かる日なのかもしれません。

歯専門ブログ
《Perfect Dental》

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