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その大丈夫、全然大丈夫じゃないです
何事もそうですよね。
徹夜でたくさん
勉強したからといって
次の日、テストでいきなり
満点が取れるわけないですし、
たくさん運動したからといって
急に激痩せしたりしません。
ぶっ通しで10時間、
ひたすら勉強するより、
1日1時間コツコツ毎日、
10日間続けて勉強する方が、
テストで良い点が取れます。
ダイエットについても、
激しい運動を2時間
ぶっ通しで頑張ってやるより、
1日たった10分でも
しっかりした筋トレを
2週間続けた方が
よほど効果があります。
量よりも回数。
これは虫歯に対しても
全く同じことが言えます。
質問があります
今日はあなたの誕生日です。
目の前に美味しそうな
イチゴのホールケーキがあります。
この誕生日ケーキ。
ホールまるまる
一気に食べるか、
8等分して8回に分けて、
ゆっくり食べるか、
どちらが虫歯になりやすいと
思いますか?
量より回数ということは…
そうです。
確かに一回で
いっぺんに食べた方が、
カロリーの質量は最大になり
胃腸の負担な大きいですが、
虫歯菌にとっては、
一回の「栄養補給の機会」なので、
それほど影響はないのです。
むしろ、何回も
回数を重ねて食べた方が、
何度も虫歯菌に栄養を送り、
繁殖の機会を与えることになるので、
とても危ないのです。
一回の量よりも、
毎回の食事が
どれだけ虫歯菌にとっての
ご馳走か?
彼らにとっての
繁殖の機会となるか?
を見ていかないと
いけないのです。
甘いものをたくさん食べてはいけないの嘘
子供の頃、学校や、歯医者の先生に
甘いものをたくさん食べると虫歯になると
耳にタコができるくらい
言われてきたと思いますが、
実はこれは間違いです。
正しくは、
虫歯になりたくないのであれば、
「甘いものを食べる回数を増やしてはいけない」
です。
量より数。
虫歯に気をつけるのであれば、
「砂糖を取る量」
よりも
「砂糖を取る機会」
に目を向けるべきなのです。
1日に何度も甘いものを食べる人は要注意
10時のおやつ、3時のおやつ、
食後のデザートと毎日、休まず
甘いものをしっかり食べている人は、
虫歯菌が非常に繁殖しやすい
環境になっています。
食後にこまめに
歯ブラシで磨いただけでは、
あまり効果はなく、
歯間ブラシ、デンタルフロスを使って
きちんとそれ相応のケアをしていないと、
虫歯が歯の隙間から
ジワジワ繁殖していきます。
以前、治療したところが
また虫歯になる原因は、
甘いものの残りカスによって
虫歯菌が繁殖するからです。
口の中の虫歯菌を
退治することも
大事ですが、
虫歯菌の繁殖をできるだけ
抑えることも重要です。
食べる回数を減らし、
甘いものを食べた時は、
いつも以上に口の中を
ケアするように
してください。
歯専門ブログ
《Perfect Dental》
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